五木村瀬目地区のコサン竹を、薪で長時間茹でたあと丁寧に機械乾燥して、最後に天日で仕上げ干しした乾燥たけのこです。

近年、生産者の高齢化やイノシシ増加などで生産量が減り、希少品となっています。

乾燥たけのこは、熊本県、宮崎県など九州山地周辺で食べられる伝統食材で、春先のたけのこを乾燥させたものです。
料理に使う際は、水から茹でて戻して使います。
コリコリした歯ごたえで食感が良く、煮しめなどの煮物、きんぴらなどの炒め物、混ぜご飯や炊き込みご飯などに人気の食材です。

＜乾燥たけのこの戻し方＞
水と一緒に鍋に入れ、沸騰したら中火にして15～30分ほど茹でた後、そのまま冷まして下さい。

＜食感楽しい五木のたけのこ＞
タケノコには食物繊維やカリウム、ビタミンB2・Cなどが豊富に含まれています。九州山地特産の乾燥タケノコは、コリコリした食感、塩漬けタケノコはゆでタケノコに近い食感を楽しめます。煮しめやきんぴら、筍ご飯や餃子の具など、和洋中とさまざまな料理に使うことができます。

［五木村のタケノコの旬］
モウソウダケ…3月下旬～4月半ば
コサンダケ…4月下旬～5月
ハチクダケ…4月下旬～5月下旬
カラタケ…5月下旬～6月


栄養成分表示（100gあたり）
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エネルギー30kcal
たんぱく質3.5g
脂質0.2g
炭水化物5.5g
食塩相当量0g
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（推定値）

【山之一について】
熊本県五木村の標高600メートルの瀬目地区に、小さな農産加工所「山之一」はあります。
清らかな水と空気と山々に囲まれた中で、家族でホワイト六片にんにくやお茶、そば、原木椎茸などを育て、自家栽培農林産物や山菜を使った手作り加工品を製造販売しています。